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FX専業サバイバル244 「先週足分析&今週の戦略2-4」

2013/02/24 04:11|週足分析&戦略TB:0CM:0
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平成25年2月24日 日曜日   WIN TRADE <EUR/USD>

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おはようございます^^ winmax007です。本日もご訪問頂きましてありがとうございます。

本日は日曜日ですので、毎週恒例の「先週足分析&今週の戦略」についてです。昨日も相場がお休みでしたので、「FX専業サバイバル243(思い込みトレードは退場への近道)」について更新しました。もし、お読みでなければ目を通してみて下さいね。

さてさて・・・

先週の相場ですが、大きな陰線で引けたことでもわかりますが、下落に勢いがつきましたね。前週の安値を更新していくと、下落に弾みがつくという状況です。ある程度楽観視されていた、ユーロ圏の先行きにも暗雲が再度出現してきたという感じですね。

出される指標は悉く悪化しているものが多いようです。本日から予定されていますイタリア選挙の動向も気になるところですね。予定では24日~25日となっていましたので、週明け月曜はまたまた波乱含みの展開が予想されます。

ドル円に関しましても、少し軟調な展開になっていますからね。ユーロ円に関してはかなり荒い値動きになっているようです。要人発言、指標、イベントの度に乱高下する状況が続いているようです。

先週の相場に関してはNYタイム終盤(日本時間深夜)に相場が大きく動くことが多くなっているようです。ポジションを持ち越す際には、かなり慎重になった方が良い状況だと考えています。

先週末金曜日のパターンですが、イタリア指標の小売売上高の上振れで吹き上がった直後に、ECBへの長期資金供給オペ(LTRD)の返済額が予想額の半分になったということで、1.3224から1.3158まで急落下しました。少しの時間で80ピピ以上落としましたからね。

銀行返済予想額1225億ユーロに対して、611億ユーロと発表されたわけですから、急落も仕方のないことですが・・・

事前の予想が事実と異なる結果に、恐怖を感じますね(汗

思い込み、決め打ちの恐さが再確認できた相場だったように思います。

と、いうことで・・・

先週の週足チャートを元に分析をしてみました。

☆平成25年2月18日~平成25年2月22日 <EUR/USD>週足データより☆

★<重要ポイント>★

(先週足四本値) 始1.3349 高1.3434 安1.3415 終1.3185 陰線引 BP=1.3255 VI=289P

(週足一目均衡表)転換線1.3355 基準線1.3088 中間値1.3222(2013年2月24日現在値)

(フィボナッチ) 先週足の高値安値を上下レンジと想定場合

高値(1.3434)からの押し
        
         38.2=1.3324  50=1.3289  61.8=1.3255

         安値(1.3145)からの戻し

         38.2=1.3255  50=1.3289  61.8=1.3324

<月足チャートからの直近の高値安値>

高値=1.4939(2011年5月)
安値=1.2042(2012年7月)

上記数値よりフィボナッチ<戻し>適合

H=1.4939
  1.3832=61.8%戻し
  1.3491=50.0%戻し
  1.3149=38.2%戻し
L=1.2042

<週足チャートからの直近の高値安値> ☆パターン1

高値=1.3712(2013年2月1日)
安値=1.2660(2012年11月16日)

上記数値よりフィボナッチ<押し>適合

H=1.3712
  1.3310=38.2%押し
  1.3186=50.0%押し
  1.3062=61.8%押し
L=1.2660

<週足チャートからの直近の高値安値> ☆パターン2

高値=1.3712(2013年2月1日)
安値=1.2998(2013年1月4日)

上記数値よりフィボナッチ<押し>適合

H=1.3712
  1.3489=38.2%押し
  1.3355=50.0%押し
  1.3271=61.8%押し
L=1.2998

<週足チャートからの直近の高値安値> ☆パターン3

高値=1.3712(2013年2月1日)
安値=1.3145(2013年2月25日)*下げ止まりを仮定した場合

上記数値よりフィボナッチ<戻し>適合

H=1.3712
  1.3495=61.8%戻し
  1.3428=50.0%戻し
  1.3362=38.2%戻し
L=1.3145

☆☆☆フィボナッチ計算機を設置しました。画面左下側をご覧下さい。使い方は簡単です。
<フィボナッチ計算機の使用方法>
半角で数値入力するだけです。
安値入力⇒高値入力⇒計算⇒フィボナッチ押し数値が表示
高値入力⇒安値入力⇒計算⇒フィボナッチ戻し数値が表示

<週足チャート高値安値(波動元)データ>

2012年7月27日  安値 1.2042=A
2012年9月21日  高値 1.3172=B
2012年11月16日 安値 1.2660=C

以上数値より<上昇>波動適合

(波動N値)上昇N=1.3790 下降N=***

(波動V値)上昇V=1.3684 下降V=***

*このデータについては、2012年9月21日高値(1.3172)を割り込みましたので、波動元データが崩れる場合があります。ただし、先週の終値(1.3185)と上に戻してはいますので、もう少し様子を見るべきだと考えています。今週末(2013年3月1日)終値で1.3172を下回って引けた場合は、新たな波動元データを算出する必要が出てくると思います。


以上先週足データからの算出値となります。

数値はFX会社によって若干のばらつきがありますので、お使いのチャートの数値との誤差を加味して下さいね。大きなズレはないと思いますが、トレードポイントに多少の誤差は生じてきますからね。

数値も理論値上ですが、結構ヒットしている数字になっていると思います。大きな動きの時に、動きが止まるポイントや流れが変わるポイントは、やはり年足、月足、週足という長い時間軸から算出されたポイントであることが非常に多いと考えていますので、見過ごすことのできないデータだと確信しています。


<今週(2/25~3/1)の戦略>

先週足も陰線で引けましたので、3本連続の3陰連出現となりました。そしてトレンドが崩れる可能性の高い2012年9月21日高値(1.3172)を一旦割り込んだ形になっています。週引け(1.3185)と少し上に戻しはいましたが、かなり微妙な状況である可能性は高そうです。

現状ではどちらに振れるかの判断は、かなり難しい状況ですので1.3172という数字はかなり意識しておいた方が懸命だと考えています。

週足一目で見てみると今週は雲の上限が1.3146付近に位置することになります。この数字に見覚えがありますよね。先週の安値(1.3145)ですから、今週は先週安値(1.3145)が週足一目の雲の上限と重なる位置関係になりますので、間違いなく超重要ポイントになると思います。

下に抜けた場合は、サポートとしての目安は週足一目基準線(現在1.3088)、週足50EMA(現在1.3071)、辺りが考えられるんじゃないかと見ています。動きに伴って数値は変化しますから、日々のチェックは忘れないようにして下さいね。

目先の判断は週足雲の上限(1.3146)、先週安値(1.3145)を割り込むか否かが焦点になりそうです。もし、先週の安値(1.3145)が目先の底と仮定するならば、上記算出値のフィボ戻し38.2=1.3362を意識して戻すんじゃないかと考えています。この数値は現状での週足200EMA(1.3367)と近い数値になりますね。

と、いうことで目先の上値を週足200EMA、下値を2012年9月21日高値(1.3172)、先週安値(1.3145)
、週足一目基準線辺りと想定してみたいと思います。

まずは、本日より予定されているイタリア選挙、日銀総裁、副総裁人事を見極める必要があると思っています。ユーロ圏に関しては以前は楽観的な見方が多いようでしたが、最近は指標の悪化により債務不安が再燃してきているようです。

今週のイベントや指標の結果しだいでは、まだまだ振り回される可能性が高いと思います。充分にリスク管理をして、慎重にポジションを選択するべきだと考えています。思い込みでの安易なポジション選択だけは控えた方が懸命だと思っています。

それでは、今週も宜しくお願いします。

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